ししぎんのSEOブログ

SEOやSEMなど、キーワードマーケティング周りのコンテンツを中心に発信しています。

minneに対するSEOレビュー・評価

こんにちは。SEOサプリ編集部です。

今回はminneというハンドメイドのマーケットプレイスSEOについて、解説していきます。

▽minneのトップページ

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minneってどんなサービス?

 

ハンドメイドの作家さんが商品を販売する場



minneとは、ハンドメイド(手作り)のアクセサリーや衣類などを販売している方から商品を買えるショッピングモールです。

最近では、テレビCMも積極的に打っているため、ご存知の方も多いのではないでしょうか?

運営会社はロリポップというレンタルサーバー事業や、カラーミーショップというネットショップASP事業を手掛けているGMOペパボ株式会社です。

マーケットプレイスは集客力がものを言う



マーケットプレイスとは、商品やサービスを「販売したい人」と「購入したい人」が集まる場所で、アマゾンや楽天、Yahooオークションなどが該当します。そしてminneもマーケットプレイスの一つです。

マーケットプレイスをプラットフォームという場として機能させるには、「集客力」をいかに維持できるかが重要です。

集客力さえあれば、商品を提供する側は自然と現れますが、反対に集客力がないとうまく機能しません。

この「集客力」を構成するチャネルとして、




など様々ありますが、SEOで優位に立つことができれば、競合プレイヤーよりも多くの広告費を投下することができるため、結果的にビジネス上での優位性を確保することができます。

実際マーケットプレイスとして成功していると言われているアマゾンや楽天SEOが圧倒的に強いですよね。

SEOのチェックポイント


まず前提として、SEOは3つの要素に分解することができます。


  • 集客するキーワードを増やす
  • キーワードで検索された際の順位を上げる
  • 検索結果に表示された際のクリック率を上げる



割と世の中で言われるSEOは上記2の「キーワードで検索された際の順位を上げる」という部分にフォーカスされすぎている感がありますが、他の2つについても同じくらい重要な要素となります。

SEOについて伸びしろを考える時はこの切り口に基づいて考えるようにするといいでしょう。

今回はSEOの観点で、いいと思った部分と、改善の余地がありそうな部分をそれぞれ2点ずつ挙げてみました。

マーケットプレイスはリンクを獲得しやすい


外部ドメインからリンクを獲得することは、「キーワードで検索された際の順位を上げる」上で非常に重要な要素の一つです。

少しSEOをかじった人が、「もう外部リンクの時代は終わった」と言うケースがありますが、まだまだ外部リンクは順位を決める上で重要視されていますので、ぜひ押さえておきたいところです。

さて、minneのようなマーケットプレイスモデルは、そうでないモデルと比べると、自然なリンクを獲得しやすい構造になっています。

こちらをご覧ください。




ページの様々なところに、minneで持っている自分の作家プロフィールページへのリンクや販売している商品ページへのリンクが張られていることがわかると思います。

マーケットプレイスに出品している人が、「自分は○○をminneで出品しています」というブランディングだったり、ブログしか持っていない人が「この商品に興味あればminneで購入してください」という決済を目的としてリンクを張るケースがあるのです。

ちなみにこれはtoC向けのマーケットプレイスだけでなく、toB向けのマーケットプレイスでも同様です。

以上を踏まえて、マーケットプレイスのサービスを提供している側としては、出品者に対し自身のブログなどにリンクを張るメリットを改めて啓蒙してあげるとよいでしょう。

サイトのリンク構造が綺麗にまとまっている


minneの内部リンクの構造はとてもわかりやすいところに、きちんと整理された状態で表示されています。

まず、商品一覧ページにある左サイドバー(グロナビ)をご覧ください。

「アクセサリー」「ファッション」「ベビー・キッズ」といった親カテゴリーと、それに紐づく「バッグ」「ピアス」「ワンピース」といった子カテゴリーが各階層ごとにきちんと整理されています。

SEOの神と言われる辻さんが手がけたとされるnanapiというサイトは、このグロナビの見せ方が非常に洗練されていると言われていて、目につきやすいところに親階層もしくは子階層へのリンクが表示されており、ワンクリックで遷移することが可能になっています。

minneも同じようにわかりやすい見せ方になっていると言えます。

次に、商品詳細ページのぱんくずリストを見てみましょう。

minneホーム > おもちゃ > ミニチュア > ドールハウス☆ミニチュア☆楕円ダイニングテーブル3点セット

ぱんくずリストは検索エンジンに対し、「うちのサイトは多くのコンテンツを掲載しているものの、ちゃんと情報を整理しているよ」と伝える役割を担っています。

そのため、「TOP > 親カテゴリ― > 子カテゴリー > 商品詳細ページ」という構成になっているのはプラスの評価につながっている思われます。

ユーザーにとって価値のなさそうなページがインデックスされている


下記のページを見てみてください。




これらのページは記事を書いている2015年7月20日現在は、「条件に一致する作品が見つかりませんでした。別の方法で再度検索してください。」と表示されています。

要はアイテムが一点も存在しないページです。

こういったユーザーにとって価値を生まないようなページをそのままインデックスさせたままにしてしまうと、検索エンジンには悪影響を及ぼすことがあります。

minneではあくまで推計ですが、こういったページが3万以上あるようです。

対策として、そもそもこういったユーザーにとって価値のないようなページが生成されないようにするのが一番有効ですが、もし難しいようであればページ内からの導線をカットした上で該当ページにnoindexしてあげるのがいいでしょう。

tagページに改善の余地がありそう

 

h1にもキーワードを入れよう



オーロラ アクセサリーのハンドメイド作品一覧ページは「アクセサリー」のページに「オーロラ」というタグをつけたようなコンテンツになっていますが、h1要素には「オーロラ」というキーワードが含まれていません。

タイトルには含まれているのですから、h1にもきちんとキーワードを入れてあげて、ユーザーにも検索エンジンにも「オーロラのハンドメイドアクセサリーのページだよ」と示してあげたほうがよりベターだと言えるでしょう。

tagページのクロール導線がない?



tagページをクロールさせる導線を見つけることができなかったのですが、tagに紐づいている商品詳細ページからリンクを張ってあげることで、tagページのクローラビリティが向上し、結果的に順位がもう少し上がってくると思います。

まとめ


いかがでしたでしょうか。

今回minneを見ていて、ユーザビリティが非常に行き届いたサイトだなという印象を受けました。

マーケットプレイスは「販売したい人」と「購入したい人」双方にとって継続的に支持される必要があることから、ユーザビリティはとても重要だと言えます。

SEOについても、ここを伸ばせば確実にor大幅に伸びるというところは特になく、残るは細かい改善の積み重ねなのではという風に感じました。

何かご意見あれば遠慮なくフォー欄から連絡ください。

転職EX(じげん)に対するSEOレビュー・評価

こんにちは、ししぎんです。

今回は一般ユーザー様向けに転職EXという転職のアグリゲーションサイトのSEOについて、解説していきます。

▽転職EXのトップページf:id:shishigin:20170314221949p:plain

転職EXってどんなサービス?

 


転職EXは、@typeやリクナビDODAなどの転職サイトの求人情報を一括で検索できるサイトです。

マザーズに上場している「じげん」という企業が運営しています。

これまで仕事を探す人は、それぞれの求人サイトをチェックした上で、応募するかどうかを判断しなければいけませんでしたが、転職EXであれば一つのサイトで完結させることができるようになります。

最近のウェブ業界では、こういった一次情報をまとめたプラットフォームビジネスがとても流行っています。

▽例
indeed:求人
trovit:不動産、自動車、求人
スタンバイ:求人
グノシー:ニュース
SmartNews:ニュース

「インターネット」というたくさんの情報の中から、自分にとって必要なものを探しだすというプロセスに優れたモノが出てきたことで、「とにかく情報を大量に集めてわかりやすく提供する」というプラットフォームにより価値が出るようになったのです。

しかし、こうしたプラットフォーマーたちは、一次情報を扱っているメディア(転職ならリクナビDODAなど)よりも広告主から遠い立場にいるため、どうしても1ページビューあたりの収益性は劣ります。

そのため、広告(有料集客)の費用対効果も一次情報メディアと比べると劣っているであろうということは容易に想像がつきます。

そこで重要となるのが「SEO」です。

SEOであれば、基本的には「費用」という概念は存在しませんから、一次情報メディアとも真向から戦えるわけです。

ということで、前置きが長くなりましたが、転職EXのSEOを評価していきましょう。

SEOのチェックポイント


まず前提として、SEOは3つの要素に分解することができます。


  • 集客するキーワードを増やす
  • キーワードで検索された際の順位を上げる
  • 検索結果に表示された際のクリック率を上げる



割と世の中で言われるSEOは上記2の「キーワードで検索された際の順位を上げる」という部分にフォーカスされすぎている感がありますが、他の2つについても同じくらい重要な要素となります。

SEOについて伸びしろを考える時はこの切り口に基づいて考えるようにするといいでしょう。

今回においても、同様のアプローチでチェックしていきます。

クロールしやすいサイト構成



SEOの基本的な考え方として「トップページからリンクを辿って3クリック以内に重要なページ(できれば全ページ)に遷移できるようにする」というものがあります。

ぜひ、実際に見ていただければと思いますが、転職EXはこの原則を守ろうとしていることが伺えます。

トップページからは、


  • 勤務地から探す(東京都、鹿児島県など)
  • 職種から探す(営業、サービスなど)
  • 人気職種ランキング(一般事務、法務など)
  • こだわり(女性活躍、残業少ないなど)



など様々なページにワンクリックで遷移できるようになっています。

また遷移後のページからも、その子ページに遷移できるリンクがきちんと表示されており、3クリック以内にほとんどのリストページ(求人情報が一覧表示されているページ)に辿りつけるサイト構成になっています。

ロングテールSEO対策もある程度できている



ここ数年で、スマートフォンのシェアの伸びやGoogle検索エンジンの精度の向上に伴い、掛け合わせキーワードでの検索をするユーザーが伸びているそうです。

アイレップスマートフォン検索キーワード調査より

2語以上の“掛け合せ検索”のバリエーション数はPCと同程度あるものの、検索流入数ではスマートフォンの方がやや高い傾向があった。文字入力の際の入力支援機能が多く利用されている、あるいはスマートフォンユーザーの検索リテラシーが高く、複合検索で絞り込むユーザーが多いなどの理由が考えられる。



例えば、Googleの検索窓に「転職 新宿」と入力すると、下記のように「転職 新宿 正社員」「転職 新宿 事務」「転職 新宿 英語」といったようなキーワードが補完されます。

googleサジェスト

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こうした補完キーワードを見て、2語、3語で検索する人で検索する人が増えているというわけです。

転職EXもこうしたトレンドをサイトに反映しており、3語で検索したユーザーに対し、答えとなるページを用意しています。例えば下記のようなページです。

▽東京都の財務、会計、経理の転職・求人情報
http://tenshoku-ex.jp/pref_13/occupation_010600

群馬県の出版、印刷関連の転職・求人情報
http://tenshoku-ex.jp/pref_10/occupation_040200

ただし、対策できていないキーワードも多い



上に書いたように、2~3語での掛け合わせ検索への対策として「職種と都道府県の掛け合わせページを作成」していますが、まだまだ作成できるであろうページが残っているように感じます。

例えば、下記のようなキーワード群です。


  • 市区町村×職種ページ
  • こだわり×都道府県ページ
  • こだわり×市区町村ページ
  • 駅ページ



もしかすると検索のボリュームが少なく、あえて作っていないのかもしれませんが、リクルートやインテリジェンスなどの巨人を相手にSEOで勝ちにいくなら、ロングテールの部分を攻めるべきだと私は思います。

なぜならロングテールになればなるほど、プラットフォームの方が求人件数を多く表示できるため、有利に働くからです。巨人に真向から挑むのは得策とは言えません。

文中リンクは効かなくなっている



私の周りで「Wikipediaリンク」と呼ばれている、文章の中に無理やりテキストリンクを埋め込む手法は、昨今かなり効かなくなっているという声を聞きます。

具体的にはこうった手法です。

SEOサプリはSEOに関する記事を書いているブログです。最近だとオウチーノに関する記事を書きました。SEOについてアドバイスが欲しいという企業様は、お問い合わせフォームよりご連絡くださいm(_ _)m」

転職EXにおいても下記のように同様な手法が用いられています。

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下線が引かれて

 

いる箇所はすべてテキストリンクになっています。
このような「半ば強引なリンク」、言い方を変えると、「あまり整理されていないリンク」は軒並み評価が下げられているそうです。

対策としては、タグ同士にきちんと親子関係をつけてあげて、それぞれをリンクでつなげてあげるべきだと思います。

ちなみにこのあたりを厳密に対策し、大成功しているサイトがあるのですが、それについてはまた別の機会でご紹介しましょう。

リンクペナルティを受けている可能性大

 

必死にリンク削除依頼をするじげん



下記ページをご覧ください。




それぞれの記事のコメント欄に下記のような書き込みがあります。

◇◇◇◇◇◇◇◇

サイト運営者様
お世話になります。転職EX サイト運営担当でございます。
この度「クリックプロモーション」終了に伴い
掲載中の広告削除をお願いしたく、ご連絡いたしました。
つきましてはリンク先URLに「tensyoku-ex.jp」を含む
全てのバナー広告及びテキストリンクの削除をお願いできますでしょうか。
トップページに限らず、下階層へのリンクも全て削除して頂きたいです。

■削除して頂きたいURLの例
http://tisuke0226.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/index.html

以上、大変恐縮ではございますが2014年7月11日(金)までに
広告削除をお願いできますでしょうか。
不明な点がございましたら
転職EX サイト運営担当(promo.tenshoku@gmail.com)までご連絡ください。
何卒、よろしくお願い申し上げます。

投稿: 転職EX サイト運営担当 | 2014年7月 4日 (金) 15時42分

◇◇◇◇◇◇◇◇

これまで過去にリンクを張っていたブログからリンクを削除していることが見て取れます。

しかも、転職EXだけでなくアルバイトEXや賃貸EXの担当者も同じコメントをしています。

おそらくですが、じげんの運営するメディアが全体的にリンクのペナルティを受けたのでしょう。

ペナルティは当然SEO上不利に動きますが、こうやってリンクを消してしまう行為も同じく不利に働きます。

これらのコメントが書き込まれている2014年以降、じげんはSEOに結構苦しめられているのではないかと予想します。

まとめ


いかがでしたでしょうか。

求人サイトは大小さまざまな規模の会社が参入している超絶レッドオーシャン市場です。

ぜひじげん率いる転職EXは、大手のリクルートなどと真向とは戦わず、勝てるところで戦ってほしいと思います。

何かご意見あれば遠慮なくフォーム・コメント欄から連絡ください。

以上、転職EXに対するレポートでした。

オウチーノに対するSEOレビュー・評価

こんにちは。ししぎんです。 今回はオウチーノという不動産ポータルサイトSEOについて、解説していきます。

 

▽オウチーノサービスサイトのトップページ

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オウチーノってどんな会社?

不動産×インターネットの会社

運営会社の「株式会社オウチーノ」は東京証券取引所マザーズに上場しているベンチャー企業です。 財務状況はあまり芳しくなく、直近の決算は赤字となっています。

▽オウチーノ公式HPより引用

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不動産のポータルサイトはSUUMOやHOMESといった巨人が先行しており、オウチーノがユーザーを集客するのに苦労しているのは想像に難くありません。 実際に、平成27年5月15日に発表された「平成27年12月期 第1四半期 決算説明資料」によると、下記のように記載されています。

新春の不動産商戦において大型の広告宣伝費(TVコマーシャル)を投下したため、一時的な損失を計上

おそらく売上のトップラインを維持するのに、テレビCMを打たざるを得なかったのでしょう。 短期的にはテレビCMを打たなければ黒字は確保できたでしょうから、このあたりは持続的な成長を求められる上場企業としての宿命なのかもしれません。 オウチーノは集客チャネルとして、テレビCMを選んでいますが、もしSEOによる集客力をつけることができれば、赤字どころか、むしろ高い利益率も期待できます。 ぜひ、SEOをがっつりやっていただいて、黒字化を達成してほしいと思います。

SEOのチェックポイント

まず前提として、SEOは3つの要素に分解することができます。

  1. 集客するキーワードを増やす
  2. キーワードで検索された際の順位を上げる
  3. 検索結果に表示された際のクリック率を上げる

割と世の中で言われるSEOは上記2の「キーワードで検索された際の順位を上げる」という部分にフォーカスされすぎている感がありますが、他の2つについても同じくらい重要な要素となります。 SEOについて伸びしろを考える時はこの切り口に基づいて考えるようにするといいでしょう。

コンテンツマーケティング「暮らしのレポート」

まず、見つけたのがこちら、「暮らしのレポート」です。

▽暮らしのレポートトップ

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コンテンツマーケティングのメリットは?

コンテンツマーケティングSEO界隈において、最近流行っている手法の一つです。 コンテンツの作成費がクラウドソーシングによって下がってきたことから、実施する企業が増えています。 さて、なぜ各社コンテンツマーケティングをするのでしょうか? 目的は大きく以下の2つに分けられます。

  • リンクを獲得する
  • 集客の間口を広げる

前者の「リンクを獲得する」については、コンテンツを通じてソーシャルメディアでバズを生み出し、その結果リンクを獲得するといったものや、多くの人にとって役に立つような記事を配信することで、リンクを獲得するといったものが挙げられます。 後者の「集客の間口を広げる」については、これまで集客ができなかったキーワードでの集客を狙うものです。

 

例えば、オウチーノ「暮らしのレポート」のコンテンツの一つに、大学周辺レポートがありますが、日本大学早稲田大学のページを作ることによって、「日本大学 賃貸」「早稲田大学 賃貸」といったキーワードでの集客が可能になります。 コンテンツマーケティングが一般的になる前は、こうしたキーワードはアフィリエイターが中心に狙っていたのですが、クラウドソーシングの広まりによって、企業自ら積極的に獲得するようになったのです。

担当者はもっとやる気を出すべき

コンテンツマーケティングは目的はいろいろあるにせよ、たくさんの人の目に着かないようなコンテンツを作り続けていても、意味がありません。 「暮らしのレポート」を見てみると、「いいね!数」や「ツイート数」、「はてぶ数」がほとんど、もしくはまったくついていない記事がほとんどです。 twitterであれば、同じ記事を切り口を変えて何度もツイートすれば、その分ツイート数は伸びますし、「いいね!」についても、公式Facebookアカウントからシェアすれば「1いいね!」は確実につきます。もし僕が編集長だったら、自分のFacebookアカウントからもシェアするので、最低でも「2いいね!」はすべての記事で得られるはずです。 このあたりは担当者が片手間でやっていたり、成果と評価が結びついていないなど、いろいろと大人の事情があるのかもしれませんが、あまり熱意が感じられなかったのが残念です。

物件ページから建物ページへの正規化

オウチーノでは、物件の詳細情報が記載された物件ページから、建物の詳細情報が記載された建物ページへcanonicalが掛けられています。 canonicalステータスコード301のようなもので、検索エンジンに対し、「このページはXXXと同じコンテンツだからインデックスする必要ないですよ」と伝えるためのタグです。 何か意図があってあえてやっているのかもしれませんが、建物ページが持っている情報(建物名や住所、外観写真など)と、物件ページがもっている情報(家賃や間取りなど)は一部被っているものの、基本的には異なります。 そのため、canonicalをかけたとしても、得られる効果はほとんどないと思います。 私だったら、物件ページにはcanonicalはかけずに、その代わりに 「オウチーノマンション203号室は家賃が5万円、敷金1ヵ月、礼金無料で、渋谷駅から徒歩10分の好立地な物件です。渋谷駅周辺の物件には珍しく、ペットの飼育が許可されています。」 といったような物件に紐づく情報を含めたテキストを生成すると思います。 せっかくユーザーにとって価値のあるテキストを生成するだけのコンテンツ資産を持っているのですから、ぜひ活かしたいところです。

meta情報に改善の余地あり

meta情報(meta title、meta description)はGoogleなど検索エンジンの検索結果ページに表示された際にユーザーがそのリンクをクリックするかどうかを判断するための重要な情報です。 そのため、リンクした先のページにどんなコンテンツがあるかどうかを、わかりやすく丁寧に表示してあげる必要があります。

meta descriptionがよくわからない

では、渋谷区の賃貸ページのmeta情報を見てみましょう。 ▽タイトル 渋谷区の賃貸の物件一覧【オウチーノ】|賃貸マンション・アパートの情報検索サイト ▽description 渋谷区の賃貸 建物別に一覧表示。賃貸、賃貸マンション・賃貸アパート、賃貸一戸建てをエリア・家賃・設備などの詳細条件から比較検討・お問い合わせが可能。全国のお部屋探し・賃貸情報なら【O-uccino(オウチーノ)】 対象ページ:http://www.o-uccino.jp/chintai/tokyo/sc_shibuyaku_bill/
ちょっとスパムっぽさを感じるのは私だけでしょうか・・・ 今検索エンジンはdescriptionのデータをランク付けには使っていないと公言していますが、かつて利用していた時代から変更していないのでしょうか。descriptionに「賃貸」というキーワードがなんと6回も出てきます。 もう少しユーザーにとって、わかりやすくて訪問したいと思えるようなキャッチコピーにした方がいいでしょう。

クローキング?バグを見つけた

建物ページのぱんくずリンクをクリックすると

PCサイトで変な挙動をしているページを見つけました。 渋谷の賃貸ページに遷移してみると、おそらく数千件あるうち、30の物件が表示されていると思います。 しかし、そこから建物や物件の詳細情報が記載されているページに移動した上で、ファーストビューに表示されている「渋谷区」のリンクをクリックしてみると、 「申し訳ございません。 ご希望の条件の賃貸情報は見つかりませんでした。 条件を変更して再度検索して下さい。」 というページが表示されます。 シークレットモードで試してみたところ、ちゃんと表示されたので、おそらくcookieまわりでバグが起きているのでしょうか。 cookieが付く環境だけで起きうるのであれば、検索エンジンからクローキングと判断される可能性はなさそうですが、ユーザビリティはいいとは言えません。 ぜひ、早めの修正を期待したいですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。 SEOは様々な施策の積み重ねにより、少しずつ成果が出てくるものであり、特効薬は期待できません。(たまーに特効薬が存在するケースもありますが) オウチーノについては、まだまだやり切れていない施策がたくさんあるように感じました。 逆にそこさえクリアできれば、伸びしろが期待できるのではないかとも思います。 何かご意見あれば遠慮なくフォームから連絡くださいね。 以上、オウチーノに対するSEOレポートでした。